イメージ画像

競馬の連敗記録

競馬における連敗記録と言えば、まっさきにハルウララが思い浮かぶ人が多いでしょう。ハルウララは負け続ける事によって人気を獲得した稀有な競走馬です。その連敗記録は116でした。ハルウララを越す連敗記録を所持していたのは2008年に引退をした園田競馬のエリザベスクィーンです。その記録は165です。これは驚異的な数字で。これほど連敗をしてなお出走していたのが奇跡的なほどでしょう。

サラブレッドというのは、速さ、強さを追求した人間による配合を重ねた動物です。その速度は圧倒的ですが、同時に脚への極度の負担が背負わされるのです。これは致命的とも言える問題です。ですから競走馬は如何に脚を痛めずに走り続けられるかという事が大きな壁なのです。

数多く出走している競走馬は、その点から言えばそれだけで褒められるべき存在なのです。

地方競馬はいま経営難に陥っています。その現状を打破するためにもスターホースの存在が強く望まれています。ですが、スターホースとなり数多くの競馬ファンから注目を集めるほどの競走馬であれば、まず間違いなく中央に行くでしょう。地方競馬は賞金も安くメリットが低いから当然の事ではあります。

逆に負け続ける弱い競走馬をスターホースへと変えた園田競馬の発想転換は、苦肉の策ではありますが実に見事です。

そして新たな連敗記録保持者を出したのもまた、園田競馬なのです。

連敗記録を更新したのはカンムリホルダー(9歳牝馬)です。その記録は166。カンムリホルダーは2着経験が6回、1着に関してはただの一度もありません。従来であれば廃用間違いなしの成績でしょう。

こういった競走馬をしっかりと仕上げ出走させ、競馬ファンの人気を集めるスターホースとして演出する園田競馬の姿勢は、競馬界からもっと沢山の賞賛を受けてもよいのではないかと私は思っています。
皐月賞

ちなみにカンムリホルダーの馬券は交通安全の御守りとして愛用されているようです。これさえ持っていれば絶対に「当たらない」という訳です。

幸か不幸かカンムリホルダーという名前によってさらに印象的な存在となっている彼女は、今後もまだまだ競走馬として出走を続ける意気込みだそうです。

地方競馬に光る一つの星として、できるだけ長く走り続けて貰いたいと応援しています。

このページの先頭へ